『JR町田駅南口の風俗街撲滅運動から始まった防犯運動は相模大野駅周辺へと広がり、今では子ども見守り活動まで展開しております。』
ご挨拶
いつの世においても事件・事故や犯罪は無くなりませんでした。平穏な生活を求める市民にとって、身の安全と安心して暮らせる地域社会は最も基本であります。その基本を手に入れる為には多くの汗を必要とするものです。
15年前、売春街と言われた『JR町田駅南口』の環境浄化活動から始まった市民運動も、解決に応じて形態が変わり、『後戻りさせない』活動、そして今は『防犯啓発と子供見守り』へと変化してまいりました。
生活を脅かす犯罪も、時代とともに様子が変わり泥棒や強盗から詐欺事件に移行しているように感じます。私たち市民に出来ることは、犯人を捕まえる事ではなくお互い啓発しあい、被害にあわない様にすることです。
また、登下校時の児童が交通事故に巻き込まれる悲惨な事態は、多くの市民を不幸にします。児童の見守りは、私たち市民にもできる活動です。
2013年3月発足した『さがみはら市民交番青パト隊』は、行政の手の届かない分野を私たちが担い、より安全で安心できる地域社会を目指すものです。高校生や大学生も参加して広範な市民活動になりつつあります。
この活動は、一人一人が空いている少しの時間を充てるだけで大きなうねりとなって、地域を変えてゆきます。
皆様の参加をお待ち申し上げます。
青パト隊とは?
青色灯搭載パトロール車を運行して、地域防犯・交通安全に関する啓発活動等を行っている特定非営利活動法人です。
青パトは、自主防犯パトロールに使用されるもので、警察のパトカーと同じように白黒塗装のものと、一般車を活用するものとあります。いずれも屋根につける青色灯はマグネットで脱着可能となっております。
運営は、自治体が青パトを所有して防犯団体や自治会などが運行する場合、民間団体や自治会が青パトを所有し自治会や防犯ボランティアが運行する場合があります。
活動は、青パトを走らせながら拡声器で防犯啓発のアナウンスや、交通安全に関する啓発・注意を行います。最近は児童登下校時の見守り活動に大きな期待が寄せられております。
『さがみはら市民交番青パト隊』設立経緯
発祥は、2001年から始まった『JR町田駅南口を明るく犯罪のない街にする連絡調整会』による、JR町田駅南口の風俗街環境浄化活動にさかのぼります。
ここは、神奈川3大風俗街として横浜・川崎に次ぐ歓楽街として、関東一円に知られた売春街でした。警察の度重なる取締にも関わらず、根絶できずにおりました。
ある事をきっかけに、市民による環境浄化活動と売春街撲滅活動が始まり、警察・相模原市・そして市民3者一体の活動へと発展し、2006年ついに売春街としては撲滅状態となりました。
その後、ここに相模原市は2007年12月「相模原安全安心ステーション(通称市民交番)」を設置しました。
この活動は『後戻りさせない』をスローガンに、地域の有志による『市民交番』のサポートにシフトし、6年間活動してきました。周辺地域の環境が落ち着いたことで、通行する市民にとっては危険な地域から安全な地域へと変化してまいりました。
市民交番には現在、警察官OBである嘱託職員が交代で詰めております。
交番をサポートしてきたボランティアも次第に高齢化し、若いボランティアの参加も見込めない等の課題を抱えていました。そこで、学生や地域の若いボランティアの受け皿として『青パト隊』を結成したものです。
活動開始:2013年5月26日出立式(写真)
町田駅南口風俗街撲滅活動→(解決後)→『後戻りさせない』市民交番支援活動→(高齢化)→地域防犯啓発活動『青パト隊』(若手ボランティアの受け皿)
動画で見る青パト隊
新着 : What's New!
- 2016/02/03
- サイトをリニューアルしました。
- 2014/07/16
- facebookをはじめました。
- 2014/07/16
- ブログをはじめました。
- 2014/07/16
- 相模原市民交番青パト隊ホームページを開設しました。
- 2013/06/01
- 学生防犯ボランティア「神奈川シーガル隊相模原支部」初市内巡回。(PDF)
- 2013/05/27
- 相模原市民交番青パト隊の出発式を行いました。(PDF)
- 2013/03/23
- 相模原市民交番青パト隊が特定非営利活動法人の認可を受けました。